日本手工ギター製作界の先人、中出阪蔵製作ギター修理

ブログ更新をさぼっております、申し訳ありません
今日は、久々ということで、私の所有する、中出阪蔵 作 1968〜1969年製造の
ガットギターの修理の模様を載せたいと思います
15年ほど前にジャンク品で手に入れたものです
そのうち自分の手で直そうと思っていたのが、とりあえず弾けてたので
今になってしまいました。

なぜジャンクかというと

 

 

全フレットの端が浮いています

ボディーの裏板が一部はがれています
これは購入後の事故によりですが。

 今回は、日本の名工に敬意を払って
古くから楽器の接着に使われる膠(ニカワ)での修理とします
昔は建築でも使われていたようです、今のボンドよりも、接着力が強く
衝撃にも強く、それなのに熱を加えれば容易にはがれる、万能接着剤です。

 

これが乾燥した膠です、

 

さてどうなることやら、続きは次回!